夏のおやつ　然花抄院室町本店　かき氷「然の氷　黒蜜法師」

「美を見て、美を味る」。五感を満たしてくれるかき氷

法師のように笠をまとったかき氷です。
笠に見立てたのは、黒ゴマのチュイール。
その下には抹茶アイスと黒豆黒糖羹が入っています。
ときどき現れる黒豆はなんとも柔らかく、奇跡の口どけです。
丹波黒豆と黒糖ゼリー、黒蜜ときな粉で飾り付けられて、黒蜜好きの方にはたまりません。

商家が軒を連ねる室町通りにある然花抄院。
1700年（元禄13年）に建てられたむしこ造りの京町屋をリノベーションした店内は、町屋が建立された年号が書き留められた古柱をはじめ、京都市電の路面に使用されていた敷石、竈や古い井戸などが昔のそのままの姿で残されています。
大切に使い継がれた建物や物。
京都の人々の丁寧な暮らしぶりが伝わってきます。

また、併設されたギャラリーでは陶器やお箸を中心に然花抄院こだわりの雑貨が並び、目を楽しませてくれます。

茶寮からは季節の風情が溢れる中庭を望むことでき、そこにはゆったりとした時間が流れていきます。
「美を見て、美を味る」
四季を味わい、美を感じる空間。
五感すべてを満たしてくれるお店です。