嵐山にニューオープンした美術館　福田美術館

洗練された和モダンな空間。渡月橋が一望できるカフェも。

2019年10月、京都嵐山に福田美術館は開館しました。
江戸時代から近代にかけての、日本画家の作品を中心に約1500点ものコレクションを所蔵。
円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲らの江戸時代の作品や、横山大観、上村松園、竹内栖鳳などの近代名画、さらに国内有数の竹久夢二のコレクションを有していますが、その中でも京都画壇の作品が充実しています。

嵐山の街並みに佇む、洗練された和モダンの建物は東京工業大学教授の安田幸一氏によるもので、内部は「蔵」「縁側」「網代模様」からイメージした展示室や廊下など、日本の趣が感じられる空間になっています。

コンセプトは「たとえ美術に詳しくない方が見ても、感動を与えられるような」作品。
一部を除く作品の撮影もできたりするなど、今まで美術館は敷居が高いと思っていた方にも楽しめる美術館です。
また、併設された「パンとエスプレッソと福田美術館」は、渡月橋が一望できる特別な場所。
作品の余韻とともに京都の美しさを味わうために、是非訪れたいカフェです。