吉田山山頂にあるカフェ 茂庵「フルーツサンド」
標高150メートルからの京都の景色もご馳走です。
標高150メートル、吉田山の頂上にある、茂庵。
美しい緑に囲まれたカフェです。
大正時代に実業家である谷川茂次郎氏によって造られた広大な茶苑の一部を利用した建物は、京都市の登録有形文化財にも指定されています。
大正ロマンの香りが漂うレトロなインテリアの店内にはゆっくりとした時間が流れていて、どこか別世界にいるかのような雰囲気です。
断面の美しさが際立つフルーツサンド。
薄く柔らかな食パンに、マスカルポーネのクリーム、いちご、ブルーベリー、ラズベリー。
中にはフレッシュなフルーツがたっぷりと挟まっています。
フルーツは季節ごとに変わるので、行くたびに楽しみです。
茂庵に行くには幾通りかの道がありますが、いずれも舗装されていない山道です。
その分、辿り着いたときはとても嬉しい気持ちになります。
吉田山にハイキング、そんなときには茂庵でひとやすみ。
明るい窓から見える左大文字、愛宕山、京都の景色は目にも贅沢なご馳走です。