極上のくちどけ。茶寮 宝泉「わらび餅」
四季を彩る庭園を眺めながら、できたてのわらび餅を。
下鴨神社近くの静かな街並みにある茶寮宝泉。
格式ある門構えのお店です。
門を通り抜けると、そこは築100年以上の日本家屋。
靴を脱いで、少しあらたまってお邪魔します。
手入れの行き届いた畳廊下をそそと歩いてお座敷に。
縁側の向こう側には庭園が広がり、美しい景色がまるで絵のように目に映ります。
わらび餅は茶寮宝泉の名物。
その美味しさは京都一とも言われています。
つやつやで見た目も美しいわらび餅。
ひとくちいただくと、お口の中ですうっととろけていきます。
とても上品な極上の口どけはここでしか味わえない感覚です。
希少な国産本わらび粉だけで作られているという茶寮宝泉のわらび餅。
凝固剤などの添加物が一切入っていないので、時間が経つと出来立ての弾力がなくなってしまいます。
出来立てのとろとろのわらび餅。
甘味がついているのでまずはひとくち、そのままいただきます。
わらび餅本来のおいしさを鑑賞したあとは、お好みで黒蜜をかけて。
沖縄産波照間黒蜜のコクのある甘みがわらび餅に絡んでとても美味。
添えられた丹波産大納言しぼり豆と和三盆お干菓子で余韻を楽しみます。